動物病院での勤務を10年以上経験。
動物看護師・受付・ドッグトレーナーとして勤務しました。
動物病院で暴れたり、
極度に怖がる動物を見て、
彼らのきもちがわかれば
ストレスや恐怖から
解放できるのでは…?

と考えたのが動物との
コミュニケーションを学ぶきっかけです。

多くの飼い主様と接していく中で、
育て方に悩んだり、
犬猫ときもちが行違ってしまう
場面を目にしてきました。

犬猫のきもちを読み解き、
愛犬愛猫への伝え方を
飼い主様にお伝えすることで、
もっと喜びと自信に溢れた生活
送って頂きたいと考えています
ワンちゃんへの想い

どんな生き物でも大好きな中、
実は......ワンちゃんだけが
大の苦手でした。笑

理由は小さい頃思いっきり
咬まれたことがあった為。 
ワンちゃんとの触れ合いを積極的に
してこないまま、動物看護師を志し、
高校生の頃から動物病院で
アルバイトを始めます。

そこで、

"まだ何もしてないのに叫び続ける"
 "入院舎から出そうとしただけで咬む"
"飼い主様と離れられないから入院できない"

などのワンちゃんの姿を目にします。
ワンちゃんと暮らしたことがなかった
私にはその姿は辛くてかわいそうで
悲痛なものに見え、人間側の動物を
想っての行為が全く通じていないことは
とても悲しいことに思えました。

ワンちゃんに
『治療の為だからおとなしくして』と
伝えるのは難しかったとしても、
最低限のしつけが出来れば
治療を我慢することやストレスを
軽減することは出来るのではないか
考えてしつけに興味を持ちました。

しつけを学ぶ中で、
最初は目も合わせてくれない、
歩いてもくれない子達との信頼関係が
すすみ、
期待に満ち満ちた目を向けて
くれることに感動を覚えました。

しつけの大切さを感じ、
ドッグトレーナーとしての顔を
持っていますが、現在は

しつけは仲良く生活するうえでの
コミュニケーションのひとつ

と考えています。

レッスンをしていく中で、
飼い主様に
必ずいう言葉があります。

ワンちゃんって本当に素直なんですよ

という言葉です。

過酷な経験をしてきた保護犬でも、
頑固なシニア犬でも、愛情いっぱいで
育って少し甘ったれな子犬ちゃんも、
彼らの素直さにはいつも
感動と感謝をしています。

苦手だった犬が好きになれたのも、
ワンちゃんにもっと幸せになってほしい
という想いも、すべてはワンちゃんの
健気な可愛さからきているのかな、
と思います。

猫ちゃんへの想い

物心がついた頃から動物好きでしたが
猫ちゃんは別格に大好きでした

家で飼うことはできない環境でしたが、
おこづかいは飼ってもいない
ねこちゃんへ捧げるべく、
キャットフードに代えていつも
ランドセルの中に入れていました。

小学生の頃は毎日お世話に
通っていたのらねこの親子に
避妊去勢手術を行い、
おなかをすかせた子や、
凍えている子、
捨てられているねこがいないか
勝手に町中をパトロールをするという
少し変わった子供でした。笑

これまでお世話をしてきたねこちゃんには、

・血気盛んで気に入らないと
飛びかかって来る子

・家族の中で好き嫌いがある子
・病気がちな子
・とにかくしゃべる子

など様々な子がいました。

私生活では愛猫『はち丸』に加え
新入りねこの『ちまき』をお迎えしました。

仲良くなってくれるか心配する
私をよそに、
ねこ同士はすぐに打ち解けて、
現在は、はち丸の趣味は
ちまきの毛づくろいになり、
飼い主は介入する隙が無いほど
楽しそうにおいかけっこをするなど
良好な関係が築けています。

ねこちゃんはワンちゃんに比べ、
表情筋が少なく、表情が読み解きづらい
と言われています。

でも、表情以外にも耳や尾など身体全体、
鳴き声、しぐさ、雰囲気などから
ねこちゃんにきもちはわかります。

現在ねこちゃんと暮らす方が増え、

"今の飼い方で良いのか"
"うちの子は幸せなのか"
"なにを考えているのか"

それをどこに相談していいかわからない
飼い主様がいるのではないかと考え、
ねこちゃんのきもちを代弁しながら
もっと通じ合った生活のお手伝い
したいと思っています。